Jroの気まま日記帳

日々日常の事やら趣味の日記

3.11

今から9年前。

 

未曾有の大災害が東日本を中心に襲いました。

東日本大震災

 

推定マグニチュードは「9」

かつて日本人が体験した事ない領域。

 

その日はバンドのリハーサルを入れていて、

震災発生僅か10分前に自宅から車に乗り、

バンマスの家に向かっていました。

 

信号待ちの停車中、突如激しく揺れが。

「風凄いな…」

と、全く地震だとは思わずそのまま都内へ。

普段なら1時間もあれば到着する所、

4時間かかり、余裕を持って出発していたのですが、

リハの時間を大幅に越えてしまい、

バンマスに携帯で連絡しても繋がらなかったのです。

「参ったなぁ」

と高速道路の大渋滞を乗り越えバンマスの家に到着。

すると、何にも用意していない様子で、

「早くしないと間に合わない」

と伝えると

「それどころじゃないぞ!」

言われ家に入りTVを。

 

もう何が起こっているのか訳が分かりませんでした。

次々と津波に飲み込まれて行く光景。

破壊されている街。

命辛々逃れた人々。

原発が吹っ飛んだときは

「もう駄目だ」

とも思いました。

 

「これは大変な事態だ」

と瞬時に感じ取り、家族や親族に電話しても全く繋がらず。

 

そうこうしているうちに義理の姉から連絡が入り、

「旦那が会社から帰れないから迎えに行ける?」

と必死な様子で頼まれたので、二つ返事で了承。早速杉並区から青山へ。

だがしかし環七から先が、車両侵入禁止になって封鎖されていて、兄を迎えに行く事は断念。

リハも中止。

 

帰宅は6時間ほどかかりました。

 

家に帰ると母親が家の中を整理してました。

 

家族は全て安否確認は取れました。

 

いつどのタイミングで震災が起こるのかは誰にも分かりません。

日本に住んでいる以上、地震、台風、火山の噴火などは

避けては通れないのです。

 

「平常性バイアス」

 

これが一番怖いのです。

「自分は大丈夫だろう」

「ここの地域は心配ない」

と考えているのは危険です。

 

災害ボランティアに向かった先輩に話を聞くと、

全てこの

正常性バイアス

だったそうです。

「まさか自分が…」

皆さん口を揃えて仰っていたようです。

 

必要最低限の防災グッズは揃えないとですよね。

自分も部屋に防災キットは置いてあります。

 

しかしながら日本強かったですよね。

あれから9年の歳月が流れましたが、

被災地は復興してきています。

 

日本人が一致団結すれば、どの様な困難も乗り越えられるのです。

神様は乗り越えられない苦難は与えないと言います。

成長、浄化の為の「気付き」を時折激しい形で送って来ますが、

ポジティブな人々の対応を見て、「これで良し」

と見ているはずです。

 

最近はコロナウイルスが凄まじい勢いで全世界を覆っていますが、

デマや流言などに流されず、民度を高く維持して、

このコロナウイルスに立ち向かいましょう。

 

その先は新しい次元の

「愛と平和」

の時代がやって来るはずです。

 

皆様団結して前を向き、厳しい現実に打ち勝ちましょう!